11月11日(金)に1年生は福祉実践教室を行いました。
生徒たちは車いす、手話、点字、要約筆記、ガイドヘルプ、高齢者疑似体験の6講座に分かれて、講師の方のお話を聞いたり、体験をしたりしました。
ガイドヘルプでは要介助者が目をタオルで隠し、介助者の声の指示で段差などをこえる体験をしました。目を隠した瞬間、生徒は「こんなに見えないの?暗すぎる」と言葉を発しており、特に階段の上り下りが怖かったと感想を漏らしていました。
高齢者疑似体験では、高齢者の体の不自由さを体験できる装具を身につけて、高齢者の方がどんなに大変なのかを生徒たちは身をもって知ることができました。生徒が書いた感想の中に「足首、手首が重たくて、手足を動かすのが難しく、階段の上り下りが大変でした。サポートがないと歩くのも少し怖かったので、サポートはやっぱり必要なんだと思いました。」と書かれており、今回の福祉実践教室を通して、「寄り添う心」を育むことができました。

車いすの講座の様子

点字の講座の様子

高齢者疑似体験の講座の様子