12月20日(月)の2時間目の放課、校内や校庭に放送が響きました。「訓練、訓練、地震が起きました…」 大地震を想定しての「シェイクアウト訓練」です。授業中の教室ではなく、放課など、校内のどこにいても、先生が近くにいなくても、その場で自分の身を守る行動をとれるようにすることが目的です。
先週から、各学級で「どこにいるとき、どうすれば安全か」を話し合い、それを受けての予告なしの訓練でした。
さて、突然の放送を耳にした子どもたちは…

運動場の中央辺りに集まってしゃがむことができました。が、残念ながら放送の直後に興奮して大きな声で叫んだ児童が多く、集まった後でもおしゃべりが静まりませんでした。その後の放送が聞こえなくなるので、これは失敗です。

一方、教室では多くの児童が机の下で頭を守っていました。小学校では初めてのシェイクアウト訓練でしたが、1年生はとても真剣に、上手にできていました。
一部の子どもたちに真剣さが足りなかったことについて、「地震の恐ろしさや、初期に身を守ることの大切さがきちんと伝えられていなかった」と、先生たちからも反省が出ました。いつ、どこで起きるか分からない大地震。命を守るための訓練や指導は、くり返しすることが必要だと感じています。