天気予報では午後から晴れ間も見えてくるとのこと。子どもたちが登校する8時頃は、まだ小雨がぱらついていました。

このところ色づきはじめた2年生のミニトマト。「もう採ってもいいかなあ」「もうちょっと赤くなるから待った方がいいよ」と、友達同士で相談していました。早く持って帰ってお家の人に見せたい気もちが大きく膨らんでいます。
1年生の教室前を通ると、「あじさい あいす あいうえお…」と声をそろえてあいうえおの詩を音読する、かわいい声が聞こえてきました。「こくばん かくぞ かきくけこ」「なすと なまにく なにぬねの」…茄子と生肉⁈ 思わず足をとめて教室をのぞくと、「みんなで作ったあいうえおの詩 1年3組バージョン」を音読中でした。「らくだが るんるん らりるれろ」…かわいい…

大きなマスにひらがな一文字ずつを練習していた1年生も、算数ノートのマスに合わせて板書を書き写すことができるようになりました。

プールが中止となった2年生では、体育館で体を動かしている学級もありました。ドッジボールを始めるまでに、静かに集合、整列、帽子の色をチームに合わせることを、全員できちんと確認していました。
4年生では三角定規を使って「垂直」「平行」の作図に挑戦中でした。特に「平行」の作図は、例年苦戦するところです。モニターに映し出された作図の動画では「右利きの人のかき方」「左利きの人のかき方」の二つが紹介され、児童は自分の手元と見比べながら練習をしていました。
6年生のあるクラスは保健の授業をタブレットを使って実施していました。自分の生活リズムを見直す授業でしょうか、子どもたちからは「月曜日と水曜日は遅くに好きなTV番組があって、見てしまう」など、正直な発言が次々と出ていました。特に高学年では「自分の素直な思いをみんなに話しても大丈夫」だという、学級の雰囲気や安心感はとても大切です。「自分の意見をまとめてタブレットで提出してね」という指示も、すっかり日常になりました。
蒸し暑く、雨も多い時期ですが、子どもたちは(先生たちも!)伸び伸びと学校生活を頑張っています。