第3回家庭教育学級を実施しました。海部東部消防署の職員さんから、AEDと心肺蘇生法について学びました。
救急隊の方は非常事態に備え、救急車で来校です。運動場や窓から見ていた児童は、働く車を身近に見られてうれしそうでした。

実際、3名の救急隊員さんは、開始10分後に救急要請を受けて出動されました。「途中で申し訳ありません」と素早く出動される姿に、本当に大変なお仕事だなと頭が下がりました。

さて、消防課の職員さんと共に講習続行。
倒れている人を見つけて、「大丈夫ですか」と意識と呼吸を確認。近くにいる人に救急車とAEDをお願いします。同時に心肺蘇生をスタート。体重をかけ、同じリズムで胸部を押し続けることは力が要るので、途中で交代しながらAEDを待ちます。

AEDの音声に従って、パットを装着。除細動器を作動させた後、再び心肺蘇生を試みます。そうして救急隊の到着を待ちました。
「こんな時は…」「子どもだったら…」など、体験した保護者の皆さんからは、次々と質問が出てきました。

「倒れている人に声をかけるのは誰でも不安です」と署員さん。「だから、近くにいる人をどんどん呼んで、みんなで助け合えばいいんです」「自分の大切な人が、同じように誰かに助けてもらえることを考えて行動してもらえたら」という言葉が心に残りました。

最後は記念撮影と、消防署からいただいた非常食選びのジャンケン大会。終了後には、お子さんの通常の授業風景をのぞいていただきました。

今年は家庭教育学級を3回とも実施することができ、うれしく思います。計画実施してくださった研修部の皆さん、参加してくださった保護者の皆様、どうもありがとうございました。記事をご覧の皆さん、来年度、ぜひご参加ください!