今朝は、全校が運動場に出て開会式の流れと動きを確認しました。担当の先生が朝早く出勤して、みんなが来る前に器具などの準備をしてくれていました。

今年は全学年が一緒に運動会を観覧します。昨年は運動状や各教室など、それぞれの場所で行った開会式を、全校で一緒に行うことになりました。
「全校で一緒に」できる状況にあることはうれしいことです。しかし、最近の高い気温にバテ気味の児童も多く、体力が心配でもあります。

児童会や運動委員会の児童は、全校児童の前で緊張しながらも、堂々と役割を果たす姿が立派でした。


児童が帰った後の運動場に、先生たちが入場門を立てました。虹色に塗られ「甚目寺西小」と書かれたレトロな風合いの入場門です。以前のような紅白で得点を争い最後に勝者を決める運動会ではないため、「現在の形にそぐわない」とご意見をいただいたこともありました。それでも、歴代の西っ子たちの頑張りを長年見守り続けてきた、大切な入場門です。今年も立てました!

「全校児童が共に観覧することになった」と一言で言えばそれまでですが、当日のタイムスケジュールはもちろん、それまでの練習計画も、児童の動きも、担当や係の動きも、全てにおいての変更が必要でした。実現には多くの課題がありましたが、担当の先生方をはじめ、学年の先生たちが協力して、「競技している子どもが楽しい」「観ている子どもたちも楽しい」「来てくれた保護者も楽しい」西小の新しい運動会を作るために、悩みながら考え抜いてくれました。
観に来てくださった保護者の皆さんには、お子さんの頑張る姿はもちろん、一緒に競技をする学年の子どもたちの笑顔や、拍手や手拍子で他学年を応援する姿、そして子どもたちのためにこの日まで頑張り続けた先生たちの姿も、ぜひ見ていただきたいなと思います。