PTA生活委員の皆さんにご参加頂き、第1回学校保健委員会を行いました。
 　
今回は、4月から5月にかけて実施した学校健康診断の結果から、宝小学校の児童の傾向を把握し、課題を見つけ、改善に向けてどのような策があるかを考えました。
宝小学校の児童は、あま市平均と比べると「やや痩せ型」傾向にあります。また、虫歯や歯の汚れが少なく、歯科検診の際には学校歯科医さんから「きれいな歯をしている児童が多いですね」と褒めていただいていることも紹介されました。学校では、給食後の歯磨き指導をしていますが、ご家庭でも、食後の歯磨き、仕上げ磨き等、歯の健康に気遣っていただいているおかげだと感謝しています。ただ、少ない数値の中から見つかった課題は、学年が上がるにつれて、虫歯や歯の汚れが多くなっているということです。いつまでも健康な歯で、美味しく食事ができるよう、歯の大切さや正しい歯磨きの方法を指導していきたいです。
視力についても、あま市平均と同様の数値が出ています。視力の結果も、歯と同じく、学年が上がるにつれて、数値が悪くなっています。テレビ、ゲーム、スマートフォン等の利用時間が長くなっているのが、その原因の一つと考えられます。今一度、メディアの使用について、ご家庭でも話し合われると良いかと思います。
グループワークでは、宝小職員とPTA生活委員の皆さんと一緒に4人グループとなり、児童の健康について気になっていることを話し合いました。どこのグループでも「姿勢」が話題となっていました。姿勢が悪い、いい姿勢を長く保つことが難しい、体を支えられない、など。コロナ禍における運動不足、生活様式の変化、メディアの使用など、さまざまな原因が考えられます。学校では、良い姿勢を意識して学習させるとともに、時々、姿勢体操などを取り入れ、体幹を鍛えていけたら良いなと思います。