6年生のみんなが、いろいろと工夫して準備した「ふれあい集会」が開催されました。
16の1~6年までの縦割り班が4種類のゲーム会場を移動しながら、遊びます。
縦割り班は知っている子もいるかも知れませんが、ほとんどは知らない子同士です。
いっしょに遊ぶ、共通の体験をすることで、人は心のハードルを下げていきます。いっしょに活動する人のことがわかるからでしょうか。「わからない」だけでは、「不安」がつきまといます。「わかれば、気持ちも動く」というものです。
知らない人同士、共通の体験をすると言うことは、人と人がつきあっていく上でとても価値のあることなのだと思います。大人にとっても日々の生活の中で、納得できる話ですね。
やはり学校でできることは、教科の学習だけではないと思います。人の様々な力を伸ばす場なのだと思います。これからの人生を生きていく上で必要な力の芽をこの正則小で開いていってほしいと思います。
さて、ゲームは毎年6年生のすこやか班リーダーが考えているようです。
おもしろかったものは次の年も続けられ、今ひとつだったものは消えていきます。子どもたちの活動ではありますが、スクラップ&ビルドが行われています。
まずは、「ふやしりとり」です。回を重ねるにつれてしりとりの文字数を増やしていくというものです。最大17名と考え、回数によって「3文字以上」とか「5文字以上」とか決めています。同じ班の人同士でやります。ジェスチャーでなら教えてもいいらしいですが、答えを言ってはいけません。
伝言ゲームは、伝言を絵で伝えます。
ただし、その答えは最初の人にしか教えられていません。グループの中で3つに分かれ、みんなで「こうなのかなぁ!?」と勝手に想像しながら、イメージをつくっていきます。
うまくいかなくても、他の2つのグループの絵と合わせてみると「わかった!」ということもあるらしいです。難しそうですが、けっこう当たります。
次は、「バウンド」です。
スポンジボールをバウンドさせてかごに入れる、その数を競うゲームです。全員が挑戦します。17人にそろえるように、お休みの人の代わりにだれかがやることもあります。
今回、最も注目を集めたゲームがこの「スリッパ」です。
最初はわけがわかりませんでしたが、6年生によるていねいな説明と練習のおかげでもっとも人気だったように思います。
要は、丸く座って手を使わずにスリッパを足でリレーしていきます。
「低学年は床の上に置いたままやってもいい」など、改良されたルールが6年生リーダーからみんなに説明されていました。
ていねいに説明してくれ、練習の時間もつくってくれました。
くすぐったそうです。