立冬が過ぎ、朝の冷えこみが本格的になってきました。甚目寺小学校の校庭には、落ち葉の始末に手を焼くような落葉樹はありません。それでも、運動場の南側に立っている大きな木(植物に詳しくないので何の木かは?)が、黄色く色づいてきました。不思議なことにこの2本の木は45年前、私が小学生だった頃にも確かにここにあったことを、今もはっきり覚えています。
季節がめぐって、葉っぱが色づき黄や赤に変わり、四季の移ろいを感じていくのは、小学生の感性を高めるには大切なことかもしれません。感受性の高い小学生のこの時期は、大人や本人たちも気づかないところで、環境が彼らの成長に与える影響は、大きいのかもしれません。環境作りや環境を守ることは私たち大人の大切な仕事の一つと思います。朝、東門に立っていると、観音様の森から小鳥のさえずりが聞こえてきます。そんな中を登校してくる子供たちを見ていると、何ともありがたい環境の中に、この学校はあるなと感じます。
最近、ポケットに手をつっこんで登校する子が目に付くようになりました。特に小さい子は、両手が空いていることが転倒したときのけがの防止には大切です。そのためのランドセルです。ご家庭でも寒いときは手ぶくろを着けるように声かけをしてください。